キク属野生種と栽培ギクの葉身における毛じの密度,長さならびに発達について
書誌事項
- タイトル別名
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- Density, Length and Development of Non-glandular Trichome on the Leaves of Wild Chrysanthemums and Chrysanthemum Cultivars
- キクゾク ヤセイシュ ト サイバイ ギク ノ ヨウ シン ニ オケル ケジ ノ ミツド ナガサ ナラビニ ハッタツ ニ ツイテ
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抄録
キク属野生種10種および栽培ギク20品種において,葉の毛じの密度と長さを観察した.キク属野生種では,葉裏面の毛じ密度に大きな種間差が認められた.また,葉表面より裏面で毛じ密度が高く,毛じの長さは長かった.栽培ギク品種においても同様の傾向がみられたが,野生種より変異の幅は小さかった.ピレオギク系統8913の毛じは他の種よりも長く,形状にも特徴がみられた.ピレオギク系統8913および‘苹果香’では,葉表裏面の毛じ密度は0.3本・mm−2以下であった.スプレーギクと毛じ密度が極めて高いイソギクとの種間雑種である‘沖の白波’および‘キクつくば1号’では,他の品種に比べて葉裏面の毛じ密度が高く,毛じの多少の形質は遺伝することが示唆された.<br> ‘神馬’の毛じの発達を観察した.葉の発生のごく初期に1個の表皮細胞が,細胞分裂を行いながら外側に向かって伸長し,毛じの発達が始まった.未展開葉の毛じは先端部が紡錘状になり,密生していたが,展開葉では先端部は扁平な楕円形で,密度が疎になることが観察された.<br>
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 5 (4), 351-356, 2006
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680186386176
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- NII論文ID
- 110005716725
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 8587512
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可