インパチエンス園芸品種の花色と花色素

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タイトル別名
  • Flower Colors and Pigments in the Cultivars of <i>Impatiens walleriana</i>
  • インパチエンス エンゲイ ヒンシュ ノ ハナイロ ト ハナイロソ

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抄録

インパチエンス(Impatiens walleriana)10品種の花弁における花色とフラボノイド組成について調査した.13種類の既知アントシアニンと1種類の新規アントシアニン(ペオニジン3-O-[6-O-(トランス-p-クマロイル)-グルコシド]-5-O-[6-O-(アセチル)-グルコシド])が2種類の既知フラボノールとともに同定された.インパチエンスの有色花弁の珠赤色から紫色への花色変異(色相値の減少)はp-クマル酸によるアントシアニンのアシル化,アントシアニン量の減少,および,アントシアニジンのB環のメトキシル化が大きく影響することが考えられた.

収録刊行物

  • 園芸学研究

    園芸学研究 15 (2), 115-122, 2016

    一般社団法人 園芸学会

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参考文献 (14)*注記

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