フキ交雑種‘MY‐20’の育成経過と特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Breeding 'MY-20', Hybrid Cultivar of Japanese Butterbur (Petasites japonicus Fr. Schmidt)
- フキ交雑種'MY-20'の育成経過と特性
- フキ コウザツシュ MY 20 ノ イクセイ ケイカ ト トクセイ
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抄録
1.‘MY-20’は,2倍体栽培種の群馬県在来‘水ブキ’雌株に,‘八ツ頭’雄株を交配して育成された国内初のフキ交雑種である.<br>2.小花のほとんどが雌小花であり,‘MY-20’には雌株のみ存在し,雄株はない.<br>3.‘MY-20’の花穂収穫量は極めて多く,花穂は,植え付けた種株の芽付近に集中する傾向であり,かたまって発生した.また,花穂の周りを包んでいる苞の数が多く,2月における開苞率が比較的低かった.‘MY-20’の苞は,緑がやや濃く,アントシアニン発生が少なく,花穂のしまりはやや良く,品質においても優れた.<br>4.葉柄の長さについては,群馬県在来‘水ブキ’に劣り,‘MY-20’は,花穂収穫を主とした品種といえる.
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 5 (1), 85-89, 2006
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680186650624
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- NII論文ID
- 110004704938
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- DOI
- 10.2503/hrj.5.85
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 7881322
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可