アミプロフォスメチルおよびコルヒチンによるビワ四倍体の作出

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書誌事項

タイトル別名
  • Induction of Tetraploid in Loquat with Amiprofos-methyl and Colchicine
  • 育種・遺伝資源 アミプロフォスメチルおよびコルヒチンによるビワ四倍体の作出
  • イクシュ イデン シゲン アミプロフォスメチル オヨビ コルヒチン ニ ヨル ビワ 4バイタイ ノ サクシュツ

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説明

三倍体ビワを利用した無種子品種育成のための育種材料となる四倍体ビワの作出を，アミプロホスメチル（APM）およびコルヒチンの2薬剤を用いて，いくつかの処理方法により試みた．その結果，APMの処理により4個体，コルヒチンの処理により2個体の四倍体を得た．<br> 1．‘楠’実生の長さ3～10 cmに達した新梢先端部に対する0.005％APMの14日間の浸漬処理および0.2％コルヒチンの14日間の浸漬処理，2％の4日間の浸漬処理により四倍体をそれぞれ1個体得た．<br> 2．‘富房’成木の発芽・伸長期の新梢先端部に対する0.005％APMの14日間の浸漬処理により四倍体を1個体得た．<br> 3．幼根の長さが3～4 cmの‘楠’発根種子の根に対する0.005％APMの14日間の浸漬処理により，四倍体を1個体得た．<br> 4．2週間APM無添加MS培地で馴化培養した23～24年生‘楠’成木の新梢茎頂組織を0.005％APMを含むMS培地に移植し，7日間処理することにより四倍体を1個体得た．<br>

収録刊行物

  • 園芸学研究

    園芸学研究 3 (4), 339-344, 2004

    一般社団法人　園芸学会

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参考文献 (23)*注記

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