チオシクラムの毒性試験の概要
書誌事項
- タイトル別名
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- Thiocyclam
- チオシクラム ノ ドクセイ シケン ノ ガイヨウ
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抄録
チオシクラムの安全性評価のため, 各種毒性試験を行なった結果, ラット経口投与におけるLD50値は雄399mg/kg, 雌370mg/kgであり, 経皮投与における値は雌雄とも5000mg/kg以上であった.<br>刺激性試験では皮膚に対し軽度の刺激性が認められたが, 眼に対しては刺激性はなかった.<br>ラット, イヌを用いた亜急性および慢性毒性試験では, 高用量投与群で体重増加抑制や飼料摂取量減少を含め種々の変動がみられたが, チオシクラムの発癌性は示唆されなかった.<br>細菌を用いた変異原性試験では弱い変異原性が示されたが, マウスの小核試験の結果は陰性であった.<br>チオシクラムは昭和56年3月に, エビセクト粉剤, 粒剤, 水和剤として農林水産省に大農薬登録され, 現在に及んでいる. 登録保留基準は米0.1ppm, 果実0.3ppm, 野菜1.0ppm, 茶25.0ppmである.
収録刊行物
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- 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science)
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日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 12 (2), 339-342, 1987
日本農薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680187901184
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- NII論文ID
- 110001712088
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- NII書誌ID
- AN00196227
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- ISSN
- 03851559
- 13490923
- 1348589X
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- NDL書誌ID
- 3134608
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可