電熱線によるネギの側条地中加温が抽苔および生育に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Soil Warming by Electrically Heated Wire on Bolting and Growth in Welsh Onion (Allium fistulosum L.)
- デンネツセン ニ ヨル ネギ ノ ソクジョウ チチュウ カオン ガ チュウダイ オヨビ セイイク ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
ネギの側条に電熱線(約20℃)を埋設し地中加温する方法(側条地中加温)が抽苔および生育に及ぼす影響について調査した.地中加温区は無処理区の2倍の出葉速度を示した.地中加温区におけるネギの地上部および地下部の乾物重は有意に増加した.一方,草丈および葉長には地中加温の影響が認められなかった.無処理区の抽苔率は約10から30%であったのに対し,地中加温区ではほとんど認められなかった.以上の結果,電熱線によるネギの側条地中加温は,初夏どりネギ栽培における抽苔抑制および生育促進に有効であることが示された.<br>
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 6 (3), 459-464, 2007
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680187972992
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- NII論文ID
- 110006343188
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 8892515
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可