書誌事項
- タイトル別名
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- Functional Assertiveness as an Interaction of Speaker and Listener
- ソウゴ サヨウ ト シテ ノ キノウテキ アサーション
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抄録
本稿の目的は,適用範囲が広く,かつ適切性の基準をもつ機能的アサーションという新たな概念を提唱することであった。機能的アサーションの提唱に当たって,本稿では,アサーションの適用場面の限定性と,アサーションと攻撃的行動との弁別という2つの課題およびその解決方法を検討した。最終的に本稿は,話し手における課題の達成と,聞き手にとっての適切さという2つの機能でアサーションを捉える,機能的アサーションの概念を提唱した。また,機能的アサーションによる新たな適用場面への応用可能性も示唆した。機能的アサーションとは,話し手と聞き手双方の視点に注目した対人コミュニケーションとして定義される。
収録刊行物
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- パーソナリティ研究
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パーソナリティ研究 18 (3), 220-232, 2010
日本パーソナリティ心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680189920128
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- NII論文ID
- 130000263877
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- NII書誌ID
- AA11873802
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- ISSN
- 13496174
- 13488406
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- NDL書誌ID
- 10632069
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可