書誌事項
- タイトル別名
-
- The Influence of Separation Anxiety, Love, and Relationship Length on Controlling Behavior toward a Romantic Partner
- コイビト エ ノ ブンリ フアン ト アイジョウ オヨビ コウサイ キカン ガ コイビト シハイ コウドウ ニ オヨボス エイキョウ
この論文をさがす
説明
本研究は恋人の行動を制限する行為を“恋人支配行動”と定義し,恋人支配行動の生起メカニズムの解明を試みた。研究1では,恋愛関係において生じる状態不安を測定するために,恋人分離不安尺度の作成を行った。調査は2回にわたって行った。1回目の調査対象者は大学生291名,2回目の調査対象者は大学生370名であった。分析の結果,十分な信頼性と妥当性を持った恋人分離不安尺度が開発された。研究2ではまず,さまざまな種類の恋人支配行動を測定する尺度の開発を試みた。調査対象者は大学生586名であった。収集した項目を元に因子分析を行ったところ,“暴力的支配行動”因子と“束縛的支配行動”因子が見出された。次に,恋人分離不安,愛情の3因子,交際期間と恋人支配行動の各因子との関連について検討した。その結果,恋人分離不安と交際期間の交互作用が2つの支配行動において重要であるという知見がえられた。
収録刊行物
-
- パーソナリティ研究
-
パーソナリティ研究 23 (1), 13-28, 2014
日本パーソナリティ心理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680190230016
-
- NII論文ID
- 130004725738
-
- NII書誌ID
- AA11873802
-
- ISSN
- 13496174
- 13488406
-
- NDL書誌ID
- 025736488
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可