フルーツグラノーラ摂取が排便状況とQOLに与える影響

  • 許 鳳浩
    金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座
  • 長谷部 久乃
    カルビー株式会社 研究開発本部
  • 石原 克之
    カルビー株式会社 研究開発本部
  • 伊藤 政喜
    カルビー株式会社 研究開発本部
  • 上馬塲 和夫
    帝京平成大学ヒューマンケア学部
  • 鈴木 信孝
    金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of the Intake of Fruits Granola on Defecation and Quality of Life
  • フルーツグラノーラ セッシュ ガ ハイベン ジョウキョウ ト QOL ニ アタエル エイキョウ

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説明

フルーツグラノーラの摂取が排便状況およびQOLに与える影響について検討するため,排便回数が週に5回以下の女性20名(平均年齢20.0 ± 1.1歳)を対象としたオープン臨床試験を行った.フルーツグラノーラ1日当たり50 gを,1食の主食に置き換えて2週間連続摂取させ,摂取前後の排便状況やQOLを比較した.試験の結果,フルーツグラノーラ摂取後は,摂取前と比べて摂取2週間目で排便回数の増加( p =0.014),排便量の増加(p =0.024)が見られ,全体的なQOLの向上(p =0.011)も認められた.このことから,フルーツグラノーラの摂取は排便状況の改善やQOL向上に有効である可能性が示唆された.

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参考文献 (3)*注記

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