直交移動法を用いたマウスポインタ操作のパラメータ決定法

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  • Parameter Determination for Mouse-Pointer Manipulation Using Orthogonal Scanning

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<p>重度肢体不自由者にとってパソコンは, 生き生きとしたコミュニケーションや社会参加の確保にとって必要かつ不可欠な機器である. 彼らのコンピュータは, 単純なオンオフ・スイッチと直交移動スキャン・ソフトウェアからなる特殊なポインタを必要とする. しかし, この方法では, はじめにいくつかのパラメータを試行錯誤的に決定しなければならない. そこで本研究では, 個々のユーザの反応時間を測定して, パラメータ値を設定する手法を提案した. さらに, その有効性について, 健常者と肢体不自由者を用いて実験的に検証した. その結果, 得られた最適設定では, 平均的に操作回数を増やすことなく, 操作時間を短縮できることがわかった.</p>

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