書誌事項
- タイトル別名
-
- Breath odor and disease: What will be promised with breath analysis?
- においと疾病--生体ガス測定から何が拓けるか
- ニオイ ト シッペイ セイタイ ガス ソクテイ カラ ナニ ガ ヒラケル カ
この論文をさがす
説明
呼気には,多くの成分が含まれていることは意外に知られていない.一説には400種類以上ともいわれ,いずれも生体代謝産物である.呼気中の成分はそれぞれ意味のある生体情報を持っている.つまり,ガス濃度の変化と疾病との関係が明らかにされれば,呼気という“非侵襲”生体試料が大きな意味を持つことになる.近年,わが国ではガス測定技術の進展とともに,さまざまな専用ガス測定器の開発とその臨床研究が盛んになってきている.他方,先ごろ「国際呼気研究学会」(International Association of Breath Research)が旗揚げされ,呼気研究の機運が世界的にも高まってきた.呼気ガス測定の実用化研究の結果,臨床活用範囲が広がることにより,医療面のみならず非侵襲であるため,日常の健康管理にも役立てられることになると考えられる.呼気(におい)測定の実用化は,将来的,社会的にまことに大きい意義がある.
収録刊行物
-
- におい・かおり環境学会誌
-
におい・かおり環境学会誌 36 (5), 270-274, 2005
公益社団法人におい・かおり環境協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680196603264
-
- NII論文ID
- 130004448660
- 40006923762
-
- NII書誌ID
- AA11827805
-
- ISSN
- 13497847
- 13482904
-
- NDL書誌ID
- 7488967
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可