書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental investigation on Kansei product model for consensus building aimed at performance based design system
- セイノウ セッケイ タイケイ オ メザシタ ゴウイ ケイセイヨウ カンセイ プロダクト モデル コウチク ニ カンスル キソテキ ケントウ
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抄録
本研究では合意形成時に利用できる利用者の要求性能 (感性) をプロダクトモデルとして構築した. これまで計画・設計・解析, CAD などで利用されてきた主に形状を表現するプロダクトモデルでは維持管理や合意形成時の利用者性能が不足していた. この感性プロダクトモデルの目的は, 形状以外の利用者要求性能というデータを合意形成時に有効利用できるようにすることにある. その際, 世界標準を目指すIFC を拡張して開発されたIFC-BRIDGE に準拠したifcXML による実装とすることで, より幅広いデータの相互利用が可能になる. 構築した感性プロダクトデータの合意形成時の適用事例として, リニューアル時点の異なる関係者ごとの代替案作成を支援する出力ができることと, その出力の有効性や必要性の確認を行った.
収録刊行物
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- 土木情報システム論文集
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土木情報システム論文集 16 (0), 83-90, 2007
公益社団法人 土木学会