-
- 江上 京里
- 東京女子医科大学看護学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- Integrative Literature Review of “Heat Application”
- オンアンポウ ノ トウゴウテキ ブンケン レビュー
この論文をさがす
説明
現在実践で行われている温罨法については, 方法や対象がさまざまであり, これまでの温罨法の知見を統合し, 包括的に捉えていく必要があると考える. よってCooperの方法論を参考に温罨法の統合的レビューを行った. 医学中央雑誌 web版1983~2007年で 「温罨法」, そしてCINAHL web版1982~2007年で 「heat application」 で検索を行った. 論文の質を評価し国内文献は28件, 海外文献は5件を対象とした.<br/> 結果, 温罨法はさまざまな対象 ・ 方法で行われていた. その成果は 「加温した局所のみではなく, より末梢の皮膚温や皮膚血流量にも影響」 すること, 「加温した部位はさまざまであっても腸蠕動が亢進」 すること, そして腰背部への温罨法は 「自律神経のバランスを整える」 ことが整理された. 心理的側面では 「温罨法の気持ちよさは, 身体的な感覚によるところが大きい」 ことが示された. 方法については, 「適用の温度が高ければ短時間」 実施する傾向があり, 成果指標は, 自律神経を主とする 「生理学的な指標」 が多くを占めていた.
収録刊行物
-
- 日本看護技術学会誌
-
日本看護技術学会誌 7 (2), 4-11, 2008
日本看護技術学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680202347264
-
- NII論文ID
- 40016239194
- 130005433193
-
- NII書誌ID
- AA11942381
-
- ISSN
- 24238511
- 13495429
-
- NDL書誌ID
- 9643528
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可