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- 杉本 明子
- 国立国語研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- What Do Computer Networks Imply for the Future of Writing Education?
- 資料 コンピュータ・ネットワークによる作文教育変革の可能性
- シリョウ コンピュータ ネットワーク ニ ヨル サクブン キョウイク ヘンカク ノ カノウセイ
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抄録
本論文は,コンピュータ・ネットワークを用いた作文教育実践に関する研究・報告を概観し,コンピュータ・ネットワークが作文教育においてどのように用いられてきたのか,そして,従来の作文教育をどのように変えることができるのかについて考察した.その結果,協同学習,生徒と教師の関係性とコミュニケーション・パターン,文章スタイル,機能的学習環境,評価方法,コミュニティヘの参加などの点において,コンピュータ・ネットワークを利用した実践が従来の作文教育を変革する可能性を秘めていることを明らかにした.また,コンピュータ・ネットワークの作文教育への効果に関して,学校,カリキュラム,教師,生徒などの社会文化的状況を考慮に入れて組織的な研究を行っていく必要性があることを指摘した.
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 28 (2), 119-129, 2004
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680203476608
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- NII論文ID
- 110002983448
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 7194787
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可