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- 内田 亮子
- 早稲田大学国際教養学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Inconvenient language—the origin and evolution
- 不都合な言語--その起源と進化
- フツゴウ ナ ゲンゴ ソノ キゲン ト シンカ
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説明
言語能力の起源と進化を考察する際、現在の機能とメカニズムとともにその歴史性の解明も重視されなくてはならない。他の生物現象同様、ヒトの脳とそれが可能にする言語能力も妥協の産物である。言語が現れるにいたった過程と、言語獲得によって失ったものや新たに対処しなければならなくなった課題の解明は、言語のより深い理解につがなるはずである。本稿では、言語獲得と関連が高いと考えられる現代人的な脳の使い方と生き方が、人類進化の歴史の中で、いつごろ、どのように現れてきたのかについて生物人類学的知見をもとに概観する。
収録刊行物
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- 認知神経科学
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認知神経科学 12 (1), 9-15, 2010
認知神経科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680203516288
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- NII論文ID
- 130005060305
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- NII書誌ID
- AA11408788
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- ISSN
- 1884510X
- 13444298
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- NDL書誌ID
- 10690931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可