オンラインコースの評価活動と改善に困難を伴った事例の考察

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タイトル別名
  • Issues and Problems of Online Course Evaluation and Improvement
  • オンライン コース ノ ヒョウカ カツドウ ト カイゼン ニ コンナン オ トモナッタ ジレイ ノ コウサツ

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説明

本研究では,オンラインコースの評価活動と改善を実施する上での課題について論じる.授業を評価し,改善していく取り組みは,教育の質保証において不可欠であるが,その実施には困難が伴う.青山学院大学のオンラインコースの評価・改善の取り組みでは,61件の改善が計画されたが,31件は改善ができなかった.その原因をKJ法で分析したところ,a.全体のカリキュラムや制度に起因:8件,b.教授チームの連携の問題:7件,c.時間・労力の不足:8件,d.改善点とは別の要因の問題:8件となった.約半数が従来では想定が難しい,プログラム全体の特性に起因していた.こうした側面に対する組織的なアプローチが必要と考えられる.

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