書誌事項
- タイトル別名
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- Effectiveness of Making Rubrics through Interaction between Teachers and Students
- 教師と児童の共同によるルーブリック作成の意味 : 第4学年児童のイメージマップ分析から
- キョウシ ト ジドウ ノ キョウドウ ニ ヨル ルーブリック サクセイ ノ イミ : ダイ4 ガクネン ジドウ ノ イメージマップ ブンセキ カラ
- 第4学年児童のイメージマップ分析から
- Through Analysis of Image Maps written by Fourth Grade Students
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抄録
<p>本研究の目的は,児童が持つルーブリックに対するイメージを分析することを通して,教師と児童が共同的にルーブリックを作成する意味について明らかにすることである.ルーブリックは,教師が児童のパフォーマンスを質的に評価するための道具として活用されることが多い.同時に,授業において,教師と児童が共同的に学習目標を設定するための道具としても利用されている.本研究では,教師と児童が共同的にルーブリックを作成することの意義を,児童の観点から明らかにする.そのため,A 小学校の4年生64名に対してイメージマップを活用した調査を行った.分析の結果,児童はルーブリックを共同的に作成するプロセスを通して,学習目標を意識し,主体的に学習活動に取り組んでいることがわかった.さらに,学習目標を自分で設定することの重要性とその方法についても学んでいた.一方で,一部の児童の発言を中心に目標設定されてしまうことへの抵抗感,目標設定に授業の多くの時間を費やす必要性への懐疑,活動目標を設定することへ参画することの難しさがあることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 41 (Suppl.), 221-224, 2018
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680205360256
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- NII論文ID
- 130006407868
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 028864306
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可