書誌事項
- タイトル別名
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- A Fundamental Study of Development of the Active Learning Consciousness Scale and its Practical Use
- ジドウ ノ ノウドウテキ ナ ガクシュウ イシキ シャクド カイハツ ト ソノ カツヨウ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ
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抄録
本研究では,学校改善に資する情報集積の観点から,学習主体である児童側から学校の特徴を把握するために,児童の能動的学習意識尺度の作成及び学校に対する児童の認識を問う自由記述分析を行った.作成された尺度は3因子30項目で構成され,下位尺度は「学習規範」「協働・協調」「発言・主張」と命名された.自由記述分析では分類カテゴリに基づき,「学年・性」と「カテゴリ」の対応分析を行った.当該校の文脈性の観点から,分析結果を学年担当の教師集団にフィードバックした結果,因子構造や自由記述の解釈が概ね妥当であることが確認され,教員集団での児童の能動性を確認するための共通的指標としての活用可能性が示唆された.今後の課題として,尺度の妥当性の検証やデータ収集分析後の介入のあり方など,教育現場との対話的関係に基づく研究知見の活用にむけた枠組みの必要性が議論された.
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 38 (Suppl.), 17-20, 2014
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680205612416
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- NII論文ID
- 110009919100
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 026218911
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可