作業療法評価学習ビデオの効果と課題 : 作業療法士に対する質問紙調査から

書誌事項

タイトル別名
  • Effectiveness of Video Learning as a Teaching Tool for Occupational Therapy Students in Initial Assessment Procedures with Suggestions on Improvements Obtained by Questionnaire for Occupational Therapists
  • サギョウ リョウホウ ヒョウカ ガクシュウ ビデオ ノ コウカ ト カダイ サギョウ リョウホウシ ニ タイスル シツモンシ チョウサ カラ

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説明

我々は関係者の同意を得て作業療法士(以下,OTR)の初回評価場面を撮影・編集した「作業療法評価学習ビデオ(35分)」を開発し,過去の研究において作業療法学生の視点からの有効性を確認した。本研究の目的は,評価ビデオを開発に関与していないOTRの視点から検証し,評価ビデオの内容,活用方法,今後の課題を明らかとすることであった。協力の同意が得られたOTRに対し,評価ビデオを視聴直後に質問紙調査を実施した。その結果,(1)本教材の有効性が開発関係者以外のOTRの視点から確認された。(2)評価の全体的な流れを学ぶことできる,具体的な臨床技術を学べてよいなどの意見が得られた。(3)活用に際しては,学生の偏った理解,思い込みを防ぐために必要な情報を与えることに配慮すべきである。(4)自己学習用教材としての活用については慎重に検討するべきであるが,テューターによる適切な介入があるPBL形式などの活用方法が考えられた。

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参考文献 (8)*注記

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