「作業に関する自己評価・改訂版」の構成概念妥当性の検討 : 作業療法学生を対象として

書誌事項

タイトル別名
  • Construct validity of the Japanese version of occupational self assessment version 2 for occupational therapy students
  • サギョウ ニ カンスル ジコ ヒョウカ カイテイバン ノ コウセイ ガイネン ダトウセイ ノ ケントウ サギョウ リョウホウ ガクセイ オ タイショウ ト シテ

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説明

目的と対象:作業療法学生98名を対象に人間作業モデルに準拠した作業に関する自己評価・改訂版(OSA II)の構成概念妥当性を検証した。方法:OSA IIの「自分について」と「環境について」の作業有能性尺度得点を用いて因子分析を行った。結果:「自分について」では,「自己目標課題の遂行』『日常生活課題の遂行』『対人交流の遂行』『余暇の遂行』の4因子が抽出された。「環境について」では,『余暇の遂行環境』『協力的人間環境』『生活と休息環境』『生産的環境』の4因子が抽出された。「自分について」の21項目中の15項目(71.4%),「環境について」の8項目すべてが因子の中に含まれていた。「自分について」と「環境について」の各4因子間にも対応関係が見られた。結論:OSA IIの「自分について」の4因子は作業分類上の作業と考えられ,それらに対応する環境とあわせて構成概念上の妥当性を有していると考えられた。

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参考文献 (33)*注記

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