書誌事項
- タイトル別名
-
- The characteristics and recovery process of pelvic obliquity during gait and motor functions of patients with or without Trendelenburg inverse gait before and after total hip arthroplasty
- ゼン ジンコウ コ カンセツ チカン ジュツゼン ノ ギャクトレンデレンブルク ホコウ ノ ウム ニ ヨル ゼン ガクメン ニ オケル ホコウジ シセイ ヤ ウンドウ キノウ ト カイフク カテイ ノ サイ
この論文をさがす
抄録
THA術前患者における患側立脚相の骨盤側方傾斜から逆トレンデレンブルク歩行が認められた群(TI群)と見られなかった群(NTI群)に分け,歩行時の前額面における姿勢や運動機能の特徴およびその回復過程における両群間の差を明らかにすることを目的とした。初回の片側THAを受ける女性患者18名(TI群10名,NTI群8名)を対象とし,術前・2週・4週・6か月において,前額面における歩行時の骨盤側方傾斜や股関節可動域および筋力を比較した。術前の患側股関節内転可動域ではNTI群11.9度,TI群4.1度でありTI群が有意に低下していた。NTI群と比較してTI群では2週と4週で患側股関節外転筋力の低下,6か月で患側股関節内転筋力低下を認めた。結果から,逆トレンデレンブルク歩行の原因は,股関節外転筋力の低下を伴った患側股関節内転可動域制限の可能性がある。また,TI群ではNTI群よりも歩行時の姿勢異常や運動機能の低下が顕著であった。
収録刊行物
-
- 日本保健科学学会誌
-
日本保健科学学会誌 15 (4), 219-230, 2013
日本保健科学学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680208952832
-
- NII論文ID
- 110009594898
-
- NII書誌ID
- AA12001334
-
- ISSN
- 24333018
- 18800211
-
- NDL書誌ID
- 024582045
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可