日本とアジア諸国間における二酸化炭素の国際収支

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of the Balance of Environmental Load (C02) among Japan and Asian Countries through the International Trade of Goods and Services
  • 日本とアジア諸国間における二酸化炭素の国際収支--1990年および1995年アジア国際産業連関表による分析
  • ニホン ト アジア ショコクカン ニ オケル 2サンカタンソ ノ コクサイ シュウシ 1990ネン オヨビ 1995ネン アジア コクサイ サンギョウ レンカンヒョウ ニ ヨル ブンセキ
  • ―1990年および1995年アジア国際産業連関表による分析―

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抄録

温暖化問題の主因の1つとして取り沙汰される二酸化炭素の排出は,日本国内の対策のみを考慮しても限界がある。世界のグローバル化の中で,その貿易を通じた排出収支を試算してみると,財やサービスの収支では出超の日本が,二酸化炭素の収支では大きく入超となって,環境負荷をとくに周辺の発展途上国に負わせている姿が浮かび上がってくる。この事実は日本がOOA等を通じて発展途上国の環境問題に取り組む必要性があることを示す1つの根拠ともなろう。

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