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- 黒瀬 一弘
- 東北大学大学院経済学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Pasinettiʼs Model of Vertical Integration and Structural change, and its Theoretical and Empirical Applications
- パシネッティの垂直的統合・構造変化モデルとその理論的・実証的応用について
- パシネッティ ノ スイチョクテキ トウゴウ コウゾウ ヘンカ モデル ト ソノ リロンテキ ジッショウテキ オウヨウ ニ ツイテ
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説明
ルイジ・パシネッティの構造変化モデルは,スラッファとレオンチェフの静学的モデルを基礎にしている.この2つの静学的モデルが「垂直的統合」を可能にし,新古典派に対する代替的なモデルとしてのパシネッティを基礎づけている.本稿の第1の目的は,パシネッティ による垂直的統合の概念を振り返り,構造変化モデルの概観を示すことにある.第2の目的はパシネッティ・モデルを応用した理論的及び実証的研究例を紹介することにある.それらの応用研究の多くが新古典派的モデルから導出し得ない結果を 導いている.これはパシネッティ・モデルの代替的なモデルとしての可能性を示唆している.
収録刊行物
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- Input-Output Analysis
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Input-Output Analysis 18 (3), 60-74, 2010
環太平洋産業連関分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680209908736
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- NII論文ID
- 130005063916
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- NII書誌ID
- AN1058314X
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- ISSN
- 21873208
- 13419803
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- NDL書誌ID
- 11028283
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可