参加型調査で収集した各種鳥類の初認,初鳴きのデータ
書誌事項
- タイトル別名
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- A data set for basic phenology of birds in Japan: the arrival of summer and winter migrants, and the first singing dates for resident birds
説明
気候変動に対する鳥類の反応をモニタリングするために2005年に開始した参加型調査「季節前線ウォッチ」により収集したデータである.モズ(高鳴き),ヒバリ,ウグイス,メジロの初鳴き日,ホトトギス,カッコウ,アオバズク,ツバメ,オオヨシキリ,ツグミ,ジョウビタキの初認日,ヒヨドリの秋の渡り開始日,カルガモのヒナの初認情報も収集した.これらのデータを集計することで,どの種も年により初認時期が違うこと,温暖な地域ほど初認時期が早く,寒冷な地域ほど遅いという地理的な差があり,その差は1-2月にさえずりはじめるヒバリやウグイスでは大きく,3-4月に渡来するツバメやオオヨシキリは中くらいで,5月に渡来するホトトギスやカッコウでは小さいことなどがわかった.今後,情報を蓄積していくことで,気候変動の鳥類への影響などを解析することができると思われる.
収録刊行物
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- Bird Research
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Bird Research 10 (0), F33-F36, 2014
特定非営利活動法人バードリサーチ
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680210017536
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- NII論文ID
- 130004942279
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- ISSN
- 18801595
- 18801587
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可