-
- 三枝 陽一
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 美原 静香
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 今崎 貴夫
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 橋本 ヒロコ
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 竹下 知親
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 石井 隆司
- 社会保険 相模野病院 内科
-
- 山辺 さをり
- 社会保険 相模野病院 臨床検査部
-
- 加藤 彩
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
-
- 五十嵐 敬子
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
-
- 宮島 江里子
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
-
- 吉田 宗記
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
-
- 西元寺 克禮
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
-
- 大井田 正人
- 社会保険 相模野病院 健康管理センター
書誌事項
- タイトル別名
-
- Usefulness of Administering Carbon Dioxide in Esophagogastroduodenoscopy
- タンサンガス シヨウ ニ オケル ジョウブ ナイシキョウ ケンサ ノ ユウヨウセイ ノ ケントウ
この論文をさがす
説明
目的:炭酸ガス(CO2)は体組織に吸収がよいため,内視鏡検査後の体内ガス減少により苦痛緩和や,その後の検査に影響がでないなどの有用性が期待できる.近年,CO2使用による大腸内視鏡検査が,検査後の苦痛緩和目的に行われている.そこで我々は上部内視鏡検査(esophago-gastro-duodenoscopy:以下,EGDS)におけるCO2使用による患者苦痛の緩和,内視鏡検査直後の腹部超音波検査への影響を検討した.<br>方法:当院の健診受診者でEGDS,腹部超音波を毎年行っている受診者を対象に検討した.苦痛緩和に関しては,前年との苦痛感の比較をアンケートで評価した.また超音波検査への影響については,EGDSを実施した後に腹部超音波検査を行って画像を評価した.超音波画像を専門検査技師が前年画像と比較して評価を行った.<br>結果:EGDS後の苦痛緩和に関しては前年より楽,ないしは変わりなかったとの評価であった.超音波画像に関しては約27%に画像の悪化が認められたが,判定不能例はなかった.<br>結論:CO2使用によるEGDSは,従来法と比較して検査後の不快感を改善することが示唆された.CO2使用によるEGDS後の腹部超音波検査では,画像に若干の影響はあったが,判定には影響がないものと考えられた.これによりEGDSの後に腹部超音波検査が可能になることが示唆された.
収録刊行物
-
- 人間ドック(Ningen Dock)
-
人間ドック(Ningen Dock) 29 (1), 21-25, 2014
公益社団法人 日本人間ドック学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680210197760
-
- NII論文ID
- 130004697494
-
- NII書誌ID
- AA12055286
-
- ISSN
- 21865027
- 18801021
-
- NDL書誌ID
- 025631081
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可