<b>アジアの国際産業連関表作成 </b>

  • 玉村 千治
    日本貿易振興機構アジア経済研究所開発研究センター
  • 桑森 啓
    日本貿易振興機構アジア経済研究所開発研究センター
  • 佐野 敬夫
    元日本貿易振興会アジア経済研究所,元岐阜聖徳学園大学教授

書誌事項

タイトル別名
  • Compilation of Asian International Input-output Tables
  • アジアの国際産業連関表作成 : その背景と経緯
  • アジア ノ コクサイ サンギョウ レンカン ヒョウサクセイ : ソノ ハイケイ ト ケイイ
  • Its Historical Background
  • その背景と経緯

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抄録

本稿では,アジアにおける国際産業連関表作成の歴史的経緯について解説する.まず,国際産業連関表作成の背景と経緯について述べた後,その作成方法と特徴について解説する.ここでは,著者らの所属するアジア経済研究所が作成してきた国際産業連関表に絞って解説している.国際産業連関表の作成は,1960 年代から,当時注目されていた先進国と途上国との間の格差の拡大(南北問題)や日本経済のグローバル化の進展などの分析・研究を目的として開始され,以後 40 年以上にわたり,作成が続けられてきた.近年では経済統合などの分析に重要な役割を果たすことが期待されている.

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