書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Cadmium-Selenium Red, (I)
- カドミウム セレン セキ ニ カンスル ケンキュウ 1
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説明
カドミウム・セレン赤顔料調製について各種調製方法およびX線分析と呈色との関係を研究し, これらを比較検討して大体次の結果を得た。<br>(1) 乾式調製方法としてCdCO3, SeおよびSによる方法, ならびにCdSとSeによる方法が優れていることを認めた。<br>(2) カドミウム・セレン赤はαCdSとCdSeの固溶体であることを認めた。<br>(3) 適当な処理条件の範囲内では, 色調に対する影響は配合比によるものが大である。換言すれば, 固溶体中のαCdSとCdSeとの比によつて影響されることが大である。<br>(4) 同一配合の場合, 一般処理条件による暗色化はCdOとCdSO4の生成により, 固溶体中のCdSeの相対量が増加するためと考えられる。
収録刊行物
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- 窯業協會誌
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窯業協會誌 60 (676), 417-421, 1952
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680224476160
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- NII論文ID
- 130000961838
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- NII書誌ID
- AN00245650
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- ISSN
- 18842127
- 00090255
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- NDL書誌ID
- 10124929
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可