書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Sensation of Walking-Distance of the Blind
- シカク ショウガイシャ ノ ホコウ キョリ カンカク ニ カンスル チョウサ ケンキュウ
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説明
視覚障害者に対する歩行支援情報の実時間提示は、すでにさまざまな手段によって行われている。支援情報に基づいて視覚障害者が的確に行動できるためには、情報を受け取る視覚障害者の特性についても考慮されることが望ましい。支援システムが高度化されるに従い、視覚障害者の個人属性や歩行特性に合わせて支援情報を提示する適応型(Adaptive)のシステムの実現も考えられる。この観点から全盲者の歩行特性を判断する重要な要素である歩行距離感覚について、視覚障害者(全盲者)の普段の生活行動と関連する属性との関係において考察した。27名の被験者によって5m、10m、20mの直線歩行を行い、歩行と関連する相反属性との関係を明らかにした。その結果、普段「単独歩行」を行っているグループと「歩行訓練」を受けた経験のあるグループはそれらの相反属性グループに比べ歩行の安定性、正確さにおいて優れていることが明らかになった。
収録刊行物
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- 福祉のまちづくり研究
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福祉のまちづくり研究 10 (1), 35-42, 2008
一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680227611136
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- NII論文ID
- 110009441788
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- NII書誌ID
- AA11890470
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- ISSN
- 2189891X
- 13458973
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- NDL書誌ID
- 9590802
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可