広島湾に分布する浮泥の特性と季節的な性状変化

  • 日比野 忠史
    広島大学 大学院工学研究科社会環境システム専攻
  • 松本 英雄
    国土交通省 中国地方整備局広島港湾空港技術調査事務所

書誌事項

タイトル別名
  • DISTRIBUTION OF FLUID MUD LAYER IN HIROSHIMA BAY AND ITS SEASONAL VARIATION
公開日
2006
DOI
  • 10.2208/jscejb.62.348
公開者
公益社団法人 土木学会

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説明

広島湾奥の海底付近に存在する浮泥層を含めた底質の性状変化と浮泥層の形成機構について明らかにすることを目的として,5年間にわたって浮泥調査を行った.調査結果をもとに浮泥の一般的特性について示すとともに.浮泥層は海面表層からのデトリタス等の沈降,海底での水平移流(高濁度層の移流・沈降)の他,堆積泥の再浮泥化(海水の流出入による底泥層の膨張)によって形成されることを示した.呉湾沖南奥での観測結果において濁度の上昇時に限界せん断応力は観測されておらず,水平流れによる巻き上がりは起こってないこと,成層期には,底泥への海水の流出入量が大きく,海水の底泥への流入が卓越し,底泥の含水比を増加させていることを明らかにした.

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