実橋調査に基づく耐候性鋼橋梁の腐食要因とさびレベル推定に関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON CORROSION FACTORS OF WEATHERING STEEL BRIDGES BASED ON ON-SITE OBSERVATIONS

抄録

耐候性鋼橋梁の建設数は増加するものと予想されるが,本来の防食性能を発揮させるためには,耐候性鋼材の特性ならびに使用環境について理解することが必要である.本報では九州・山口地域の耐候性鋼橋梁を対象としたさび外観調査結果をもとに,さび外観評点と環境要因との関係を検討した.構造データ,地形データおよび気象データを説明変数とした数量化理論I類による分析から,さび外観評点には離岸距離のみならず平均気温や降水日数が影響することが明らかとなった.また,数量化理論I類により得られる回帰式を用いて九州・山口地域の橋梁のさびレベル推定を行った結果,推定値と調査値は良い対応が見られた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680229933184
  • NII論文ID
    130004943210
  • DOI
    10.2208/jscejf.63.460
  • ISSN
    18806074
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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