直交異方性を考慮した舗装構造の波動伝播解析

書誌事項

タイトル別名
  • WAVE PROPAGATION ANALYSIS OF PAVEMENT STRUCTURES CONSIDERING TRANSVERSERY ISOTROPIC LAYERS

抄録

舗装はロードローラーで転圧して構築するため,縦方向と横方向の力学特性が異なることが予測される.特に粒状材では実験的に異方性があることが確認され,その機械的性質を測定することも行われている.そこで,本研究では,舗装を水平面内では等方性,直交する面は異方性で,且つ各層はフォークトタイプの粘性を考慮した多層粘弾性構造としてモデル化している.その表面に衝撃的荷重が作用するとき,舗装内部の任意の点の変位,応力,ひずみを決定できる理論解をHankel変換とFourier変換を用いて誘導している.理論解を用いて応答解析を行い,等方性と比較し異方性の力学特性を明らかにしている.

収録刊行物

参考文献 (15)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680230869376
  • NII論文ID
    130004468552
  • DOI
    10.2208/jsceje.65.459
  • ISSN
    18806066
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ