書誌事項
- タイトル別名
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- MEASUREMENT OF INTERFACE BETWEEN FRESH WATER AND SALT WATER USING ENERGY ABSORPTION CHARACTERISTICS IN MICROWAVE
説明
淡塩水境界面の位置計測に対する時間領域反射法(TDR)の有効性を評価するために,48cm長プローブを用いて,その先端から境界面までの距離hiの計測の可否と精度を調べた.hiを評価するために,本法では,プローブに与えたマイクロ波ステップパルスのTDR波形が,塩水によるエネルギー吸収によって急変する特徴を利用した.水質変化を想定し,淡水の電気伝導度σfwが異なる条件でhiを評価した結果,淡水中を伝播するパルスのエネルギー損失が大きい場合,すなわちσfwが高く,淡水層が厚い場合にhi計測が困難になった.しかし,高σfw条件でも,淡水層が薄くなりエネルギー損失が抑制されると,hiは計測可能となり,測定誤差は概ね1cm未満となった.また,たとえ境界面が変動しても,静的な水理条件では同等の精度でhiを評価できることを確認した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B
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土木学会論文集B 66 (2), 189-195, 2010
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680230879744
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- NII論文ID
- 130004468107
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- ISSN
- 18806031
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可