自動追尾トータルステーションの活用によるハイブリッド方式削孔誘導装置

書誌事項

タイトル別名
  • PRACTICAL USE OF AUTO TRACKING TOTAL STATION IN HYBRID DRILLING GUIDANCE SYSTEM OF ROCK DRILL

説明

発破工法のトンネル掘削における削孔精度の重要性は,過去の研究において明らかにされている.近年,削岩機に各種の削孔誘導装置を装備する事例が増加しているが,誘導装置の経年劣化という課題があった.筆者らはロボット工学の見地から,内界センサ方式が主流であった削孔誘導装置に,自動追尾トータルステーションを外界センサとして活用したハイブリッド方式を開発した.実機試験の結果,1200時間稼動後の削孔精度の標準偏差は,高さ方向で約17mm,横方向で約37mmであった.また平均余掘長は従来技術と比較して約44mmの低減が認められ,土木分野におけるロボット工学の応用例を示した.

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