書誌事項
- タイトル別名
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- ESTIMATING FLY ASH QUALITY TO MITIGATE ALKALI SILICA REACTION BY API-METHOD
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抄録
フライアッシュのポゾラン反応性を迅速に評価するAPI法により得られたAPI値とフライアッシュ混合モルタルのアルカリシリカ反応(ASR)膨張抑制効果の間には,正の相関が認められ,API値が高いフライアッシュほどASR抑制効果が高まることを明らかにした.API法により,フライアッシュの物理・化学特性を包括的に評価できると考えられた.パイレックスガラスを骨材としたモルタルでは,フライアッシュ混合の有無に関わらず,骨材近傍で生成するASRゲルは,Si,Na,Kを主要構成元素とし,それらの構成比率は同程度になった.フライアッシュを混合した場合は,ASRゲルの生成量が抑制されるためにASR抑制効果がもたらされると考えられた.
収録刊行物
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- 土木学会論文集E
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土木学会論文集E 62 (4), 657-671, 2006
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680232367232
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- NII論文ID
- 10019326479
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- NII書誌ID
- AA12131726
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- ISSN
- 18806066
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可