API法によるフライアッシュのアルカリシリカ反応抑制効果の評価

  • 山本 武志
    (財)電力中央研究所 地球工学研究所
  • 金津 努
    (財)電力中央研究所 地球工学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • ESTIMATING FLY ASH QUALITY TO MITIGATE ALKALI SILICA REACTION BY API-METHOD

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抄録

フライアッシュのポゾラン反応性を迅速に評価するAPI法により得られたAPI値とフライアッシュ混合モルタルのアルカリシリカ反応(ASR)膨張抑制効果の間には,正の相関が認められ,API値が高いフライアッシュほどASR抑制効果が高まることを明らかにした.API法により,フライアッシュの物理・化学特性を包括的に評価できると考えられた.パイレックスガラスを骨材としたモルタルでは,フライアッシュ混合の有無に関わらず,骨材近傍で生成するASRゲルは,Si,Na,Kを主要構成元素とし,それらの構成比率は同程度になった.フライアッシュを混合した場合は,ASRゲルの生成量が抑制されるためにASR抑制効果がもたらされると考えられた.

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参考文献 (43)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680232367232
  • NII論文ID
    10019326479
  • NII書誌ID
    AA12131726
  • DOI
    10.2208/jsceje.62.657
  • ISSN
    18806066
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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