書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of QOL in cancer patients under intervention by a palliative care team
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説明
【目的】 日本人がん患者を対象に, 緩和ケアチームの介入効果をQOLの変化によって明らかにする. 【対象と方法】 2009年11月1日から2010年3月30日まで, 神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科および腫瘍・血液内科病棟に入院中の患者を対象とし, 緩和ケアチーム介入前後のQOLをアンケート形式で前向きに評価した. QOLの評価は介入時, 介入1週後および4週後にEORTC QLQ-C15-PALを用いて行った. 【結果】 35人の患者をエントリーし, 26人の患者で1週後の評価が, 15人で4週後の評価が可能であった. 1週後に, 15の評価項目のうち, painの改善がみられた(p<0.05). 4週後に, dyspneaとpainの項目で改善が得られた(p<0.05). 【結語】 EORTC QLQ-C15-PAL を用いて緩和ケアチームの介入効果を前向きに検討した. 介入が短期間であっても, 身体症状の改善は得られた.
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 7 (2), 368-373, 2012
日本緩和医療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680234012416
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- NII論文ID
- 130002084785
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- ISSN
- 18805302
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可