書誌事項
- タイトル別名
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- Disclosure of Survival Prediction Prior to Referral to the Palliative Care Department: Retrospective Study
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説明
<p>本邦における余命の告知が,内容まで含めてどの程度具体的に行われているのかを示した報告は少ない.2013年4月から2016年3月までに,緩和ケア科の初診に紹介された患者について,前医における余命の告知に関する記載について診療録から後方視的に抽出した.結果,248名が調査対象として抽出され,そのうちの43%が「数字断定」の告知を受けていることがわかった.一方,19%の患者・家族は,主治医から余命について「聞かされていない」という結果であった.本研究から,一定の割合で「数字断定」的な余命の告知が行われていることが示唆され,終末期の話し合いについての改善の必要性が改めて示された結果であると言える.</p>
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 11 (4), 337-340, 2016
日本緩和医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680234486144
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- NII論文ID
- 130005180524
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- ISSN
- 18805302
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可