軽量盛土材として用いた高炉水砕スラグの特性の経年変化

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タイトル別名
  • Aging effect on the physical and mechanical properties of granulated blast furnace slag as lightweight banking

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説明

高炉水砕スラグの港湾工事への利用事例はすでに数多く報告されており,その適用性についての検討が行われている。しかしながら,陸上工事への適用性についてはあまり検討されておらず,土工材料としての高炉水砕スラグの長期的な特性変化については明らかにされていない。本研究では,高炉水砕スラグを軽量盛土材として用いた試験盛土を築造し,自然環境下での現場で長期間にわたり計測を行い,高炉水砕スラグの物理・力学特性の変化について調べた。得られた主な結論は以下の通りである。1) 高炉水砕スラグは,施工初期から施工後8年経過した現在においても,自然土と比較して十分な軽量性を維持している。2)盛土体の強度は,内部摩擦角に変化は見られないものの,時間の経過とともに粘着力が増加し一定値に収束する。3)盛土体は長期的にみて,十分な透水性を有する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680234818560
  • NII論文ID
    130004482892
  • DOI
    10.3208/jgs.7.339
  • ISSN
    18806341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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