柱状改良体施工時の側圧が既存擁壁に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effect on The Lateral Force to The Retaining Wall by Construction of Soil-cement Column

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説明

最近の戸建住宅の需要増加に伴い,切土および盛土造成された宅地に建築される住宅が増えている。擁壁を有する宅地においては,背面土の埋戻しが不十分であることが多く,小口径鋼管杭工法または柱状改良工法を施工する場合が多い。しかし,既存擁壁の近傍で施工する際に擁壁の変位や割れ,クラック等の変状を発生させるケースが後を絶たないのが実状である。変状発生のメカニズムの詳細が未だ不明であり,対策が困難なことが現状である。そこで,実物大の擁壁を用いた柱状改良体の施工実験を行い,擁壁に作用する土圧,擁壁の変位等を計測し,擁壁の変状発生のメカニズムを解明することを試みた。さらに,実大施工実験で得られたデータを基に,擁壁前面天端からの離間距離による影響について2次元弾性FEM解析(平面ひずみ)モデルを用いて検討した結果について報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680235267456
  • NII論文ID
    130004695376
  • DOI
    10.3208/jgs.9.417
  • ISSN
    18806341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • OpenAIRE
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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