書誌事項
- タイトル別名
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- Basic study on use of granular material made from recycled glass as backfill material of underground pipes
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説明
本研究では,使用済みガラス瓶を破砕し,リサイクルした粗粒材料を埋設管埋戻し材として利用することを目的としている。埋設管埋戻し材は,(1)地震時の埋設管の浮き上がりを抑制し,(2)地震による大きな残留沈下が生じず,(3)交通荷重によっても大きな残留沈下が生じない性能を有する必要がある。本研究では,(1)地震時埋設管浮き上がり抑制に関しては,遠心模型実験と透水試験にて検証した。その結果,締固め度を90%以上とした場合に埋設管浮き上がり対策として有効となる結果が得られた。(2)地震による沈下抑制に関しては,締固めに着目し,大型モールドを用いた室内締固め試験を実施した。その結果,ジオテキスタイルを併用して締固めることで締固め効率が向上することが明らかとなった。(3)交通荷重による沈下抑制に関しては,一次元繰返し載荷試験,繰返し三軸試験を実施した。その結果,交通荷重による残留ひずみは0.2%程度であることを明らかにした。
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 10 (1), 127-140, 2015
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680235366912
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- NII論文ID
- 130005063953
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可