日本産ヒメハマキガ(鱗翅目,ハマキガ科)の1新種と1新記録種

書誌事項

タイトル別名
  • One new and one newly recorded olethreutine moth (Lepidoptera, Tortricidae) from Japan
  • One new and one newly recorded olethreu
公開日
1998
DOI
  • 10.18984/lepid.49.2_111
公開者
日本鱗翅学会

この論文をさがす

説明

Gypsonoma kawabei Nasu&Kusunoki,n.sp.ムジシロチャヒメハマキ(新称)(Figs 1,3,4)前翅開張15mm.前翅の地色は暗灰オリーブ色で,不明瞭な薄赤黄色の中帯を有する.Ciliaは暗灰オリーブ色.分布:日本(北海道).本種はG.hiranoi Kawabeヒラノヒメハマキに類似するが,前翅は不明瞭な薄赤黄色の中帯を持つこと,暗灰オリーブ色のciliaを持つこと,雄交尾器はわずかにくびれるvalvaを持つこと,雌交尾器は円錐形のsterigmaを持つことにより区別できる.Eucosma tundrana(Kennel)トビモンヒメハマキ(新称)(Figs 2,5)日本新記録種.分布:ドイツ,チェコ,スロバキア,ハンガリー,ルーマニア,ロシア,モンゴル,中国(東北部),日本(北海道).本種はE.metzneriana(Treitschke)トビモンシロヒメハマキの斑紋が明瞭な個体に類似するが,前翅はより細いこと,暗色の基斑を持つこと,暗色の中帯を有すること,前縁の翅頂部に不規則な白色紋があること,雄交尾器は頂がまるい3角形のuncusを持つこと,卵形のcucullusを持つことにより区別できる.

収録刊行物

  • 蝶と蛾

    蝶と蛾 49 (2), 111-114, 1998

    日本鱗翅学会

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ