書誌事項
- タイトル別名
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- Barium X-ray examination is useful for gastric cancer screening and for identifying those at both high and low risk for gastric cancer
- イガン キケングン スクリーニング ニ オケル イ Xセン ケンサ ノ ユウヨウセイ
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抄録
Helicobacter pylori(Hp)感染は胃癌の危険因子なので, これからの胃がん検診に考慮すべきである。以前われわれは胃X線検査の胃粘膜像でHp感染を診断可能と提唱した。今回胃X線検診受検者中, 便中Hp抗原検査, 血清Hp抗体検査, ペプシノゲン法を受けた209名を対象とすると, 感度98.0%, 特異度95.8%で胃粘膜粗造型なら感染あり, 平滑型ならHp感染なしと診断できた。また3検査全て陰性者の3.7%に粗造型, 12.3%に既感染と考えられる中間型を認めた。これをABC検診に当てはめるとA群の4.8%が粗造型, 13.3%が中間型だった。過去の胃癌12症例の胃粘膜像はすべて粗造型だったことから, 粗造型は胃癌危険群であり, ABC検診ではA群に18.1%胃癌危険群が含まれる可能性がある。胃X線検査は隠れた既感染者を拾い上げることが可能で, とりこぼしの少ない胃癌危険群のスクリーニングに有用である。
収録刊行物
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- 日本消化器がん検診学会雑誌
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日本消化器がん検診学会雑誌 49 (1), 20-31, 2011
一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680245233664
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- NII論文ID
- 10029387672
- 130004554055
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- NII書誌ID
- AA12134881
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- ISSN
- 21851190
- 18807666
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- NDL書誌ID
- 10977612
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可