回復期脳卒中後片麻痺患者に対する車椅子調整が車椅子座位および端座位姿勢・座圧分布,体幹機能・バランス能力に与える効果

  • 万治 淳史
    IMSグループ 埼玉みさと総合リハビリテーション病院
  • 吉満 倫光
    IMSグループ 埼玉みさと総合リハビリテーション病院

書誌事項

タイトル別名
  • カイフクキ ノウソッチュウ ゴ ヘンマヒ カンジャ ニ タイスル クルマイス チョウセイ ガ クルマイスザイ オヨビ タンザイ シセイ ・ ザアツ ブンプ,カラダ カン キノウ ・ バランス ノウリョク ニ アタエル コウカ

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抄録

【目的】本研究の目的は回復期リハ病院入院中の片麻痺患者に対し,シーティング(車椅子寸法などの適合・調整)を行い,体幹機能・座位姿勢・バランス能力に与える効果について,明らかにすることとした。【方法】対象は回復期脳卒中後片麻痺患者10名であった。各患者に対し,シーティングを行い,調整した車椅子を使用した期間と標準型車椅子を使用した期間(各一週間)の前後における体幹機能・バランス能力について,比較を行った。【結果】結果,体幹機能・バランス能力について,シーティングを行った車椅子を使用した前後において,体幹機能・バランス能力の有意な改善を認めた。【結論】結果から,回復期脳卒中後片麻痺患者においては車椅子の適合を評価し,患者の特徴・状態に合わせたシーティングを行うことが機能回復の一助となることが示唆された。<br>

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