回復期リハビリテーション病棟における電子カルテの実態調査

書誌事項

タイトル別名
  • Survey of the Electronic Medical Recoding System Used in Kaifukuki Rehabilitation Wards
  • カイフクキ リハビリテーション ビョウトウ ニ オケル デンシ カルテ ノ ジッタイ チョウサ

この論文をさがす

抄録

日本リハビリテーション医学会専門医会によって設立された「リハ医療に必要な電子カルテ機能を検討するワーキンググループ」は「電子カルテ機能評価:回復期リハ病棟版」を作成し,その機能評価を用いて回復期リハ病棟における電子カルテの実態調査を行った.方法:電子カルテを導入している回復期リハ病棟を有する153 施設を対象として,郵送法によるアンケート形式の調査を行った.調査では電子カルテ機能評価(回リハ病棟版)の自己採点結果,電子カルテの使用期間・満足度を尋ねた.結果:有効回答率は53.6 %(82 施設).電子カルテ機能評価の総合点中央値は60.5 点.項目別にみると全項目で1~5 点までのばらつきが認められた.結語:回復期リハ病棟に導入されている電子カルテは,リハ医療特有のニーズに十分に対応しきれておらず,施設によって相当の差があることも判明した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ