書誌事項
- タイトル別名
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- Respiratory disease and respiratory muscles
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抄録
<p>呼吸筋は吸息筋と呼息筋に分けられ,代表的な吸息筋には横隔膜や傍胸骨肋間筋,外肋間筋があげられ,そのほかにも頸部補助吸息筋群が含まれる.呼息筋には腹筋群,特に腹横筋や内腹斜筋,また内肋間筋があげられる.呼吸筋は横紋筋であり,筋力はアクチンとミオシンの距離,すなわち筋長によって変化する(長さ-張力関係).骨格筋では静止時の自然長の付近で最大張力が発生するが,これは呼吸筋では安静呼気位(FRC位)付近に該当する.慢性肺気腫患者では肺気量が増加して横隔膜が平低化しており,横隔膜の筋長は短縮して筋収縮力は小さくなる.また,ドーム状の形態をしている横隔膜にはLaplaceの法則が適応されるので,慢性肺気腫では横隔膜によって発生Pdiが小さくなる.以上の2つの理由により,肺気腫などのCOPD患者では重症になると横隔膜が発生する力が低下し,呼吸筋疲労を呈しやすくなる.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 14 (3), 406-409, 2005
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680256842752
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- NII論文ID
- 130006199502
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- ISSN
- 21894760
- 18817319
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可