Comparison between the use and non-use of oxygen conserving device for oxygenation: A case report

DOI Web Site
  • Yanagisawa Yukio
    Department of Physical Therapy, Faculty of Health and Welfare, Tokushima Bunri University
  • Takeda Eri
    Department of Rehabilitation, Tokushima Prefecture Naruto Hospital
  • Matsuo Yoshimi
    Department of Health and Sports Sciences, Mukogawa Women’s University
  • Yamamura Atsuzirou
    Department of Internal Medicine, Tokushima Prefecture Naruto Hospital
  • Horiuchi Noriaki
    Department of Internal Medicine, Tokushima Prefecture Naruto Hospital

Bibliographic Information

Other Title
  • 呼吸同調器の使用有無により酸素化が異なった一症例
  • 症例報告 呼吸同調器の使用有無により酸素化か異なった一症例
  • ショウレイ ホウコク コキュウ ドウチョウキ ノ シヨウ ウム ニ ヨリ サンソカ カ コトナッタ イチ ショウレイ

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【はじめに】携帯型酸素ボンベからの酸素投与は呼吸同調器を使用することが一般的である。今回，呼吸同調器の使用有無により酸素化が異なった症例を経験したので，若干の考察を加え報告する．【対象と方法】対象は85歳，女性で6ヶ月前より，間質性肺炎にてHOT施行中であった．本症例の安静時および運動時の呼吸による圧変動から呼気，吸気時間，IE比および呼吸数を算出し，酸素投与の連続式，同調式による各項目の比較を実施した．【結果】安静時，運動負荷時ともに連続式と比べ，同調式ではIE比で呼気比率が短縮し，呼吸数が増加した．また，呼気・吸気時間において吸気時間には有意差を認めなかったが，呼気時間には有意差を認めた．運動負荷では同調式でSpO2 の顕著な低下を認めた．【結語】本症例と同様のケースでは，同調器の使用有無での酸素化変動を確認し，呼吸法の指導や酸素の投与方法の検討などが必要である．また，精神的要因による影響も今後，検討すべき課題と考えられた．

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