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- 福田 友秀
- 東京都済生会中央病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 木下 佳子
- NTT東日本関東病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 沖野 優子
- 石川県立中央病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 久間 朝子
- 福岡大学病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 髙橋 紀美子
- 長野赤十字病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 田山 聡子
- 慶應義塾大学病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 寺地 沙緒里
- 東海大学医学部付属病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 本家 淳子
- 磐田市立総合病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 丸谷 幸子
- 名古屋市立大学病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
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- 宮崎 聡子
- 東海大学医学部付属病院 日本専門看護師協議会急性・重症患者看護分野ICUメモリープロジェクト
書誌事項
- タイトル別名
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- Nurses' Perceptions of Distorted Memories of Patients Admitted to the ICU and Coping Measures:
- ─フォーカスグループインタビューを通じて─
- Using a Focus Group Interview
説明
本研究の目的は,看護師がICU退室後の患者の精神的問題についてどのように考え,そして臨床実践を行っているかを明らかにすることである.<br> 対象は第10回日本クリティカルケア看護学会交流集会3に参加した看護師36名とし,ICU退室後患者の記憶のゆがみに関する看護師の認識と看護実践についての4グループからなるフォーカスグループインタビューを実施した.得られたデータを質的記述的に分析した結果,【記憶のゆがみの要因】として,不安が強い患者は記憶がゆがみやすいなどの3つのカテゴリー,【記憶のゆがみとICUでの出来事との関連】として,せん妄でも意識清明でも記憶のゆがみが起こっている・ICU患者は記憶が欠落しやすいがそれが防衛機制として働いているかもしれない,などの4つのカテゴリー,【記憶のゆがみへの看護師の対応】として,記憶のゆがみをタイムリーにケアすることに困難を感じるなどの4つのカテゴリーが導き出された.今後は,ケアに関する具体的な方策を検討し,患者に還元していくことが求められる.
収録刊行物
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- Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing
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Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing 12 (3), 55-63, 2016
日本クリティカルケア看護学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680257814144
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- NII論文ID
- 130006899436
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- ISSN
- 2187400X
- 18808913
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可