形態別特徴に注目したISアウトソーシングマネジメントに関する実証分析

書誌事項

タイトル別名
  • An Empirical Investigation of Differences in Management by type of IS Outsourcing

説明

情報システム (IS) のアウソーシングの形態は, 外部ベンダに委託する外注方式と, IS子会社や系列会社を活用する別会社方式に大別される。とくに, わが国では大企業を中心としてIS子会社を通じた別会社方式のアウトソーシングが広く行なわれている。しかし, 近年ではIS子会社と外部ベンダとの資本提携を強化したり, 完全に売却する企業がある一方で, 外販事業からの撤退, さらにはIS子会社を再び親会社へ吸収・統合する企業が見られるなど, ISアウトソーシング形態の多様化が進みつつある。本研究では, われわれが独自に実施した質問票調査にもとついて, 形態別差異にもとづくISアウトソーシングの特徴やISソーシング戦略に影響を与える要因などを考察する。そこでは, アウトソーサに対する評価項目の分析結果から, 外注方式と別会社方式とで求められる役割が異なることや, IS子会社のプロフィットセンタ化の推進姿勢との関係を議論する。

収録刊行物

  • 生産管理

    生産管理 14 (2), 115-120, 2008

    一般社団法人 日本生産管理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680260333440
  • NII論文ID
    130004125670
  • DOI
    10.14846/seisankanri1995.14.2_115
  • ISSN
    21866120
    1341528X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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