書誌事項
- タイトル別名
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- Voice rehabilitation, alaryngeal communication and swallowing function after total laryngectomy
- ―アンケート調査―
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説明
1995~2008年の間に当科で手術を受けた喉摘者の代用音声・発声教室への参加状況・食生活についての現状を把握するため,アンケート調査を行った。有効回答数は158例であった。<br>代用音声における食道発声の占める比率は37%であり,当科での過去の報告(63%)と比べその比率は低下していた。その要因として下咽頭癌症例増加により喉頭摘出症例の切除範囲の広範囲化,年齢層の高齢化などが考えられた。<br>下咽頭癌の再建手術例における再建材料による相違では,代用音声,食事内容に関してはそれぞれ同等であったが,通過障害に関して前腕皮弁や外側大腿皮弁によるパッチ状再建で頻度が高くなり,食事にかかる時間に関して遊離空腸で長くなる傾向がみられた。
収録刊行物
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- 頭頸部外科
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頭頸部外科 22 (3), 303-310, 2012
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680260554240
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- NII論文ID
- 10031170512
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- NII書誌ID
- AN10374707
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可