顎下腺癌12例の検討

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タイトル別名
  • A study of 12 cases of submandibular gland carcinoma

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抄録

2005年4月から2012年3月までの7年間に,当センターで初回治療として手術を行い,病理組織学的に顎下腺癌と診断された12例について後ろ向きに解析した。<br>12例の内訳は腺様囊胞癌4例,唾液腺導管癌4例,上皮筋上皮癌2例,粘表皮癌1例,carcinoma 1例であった。病期分類では,I期:1例,II期:5例,III期:2例,IV A期:3例・IV C期:1例であった。全症例の5年粗生存率は62%であった。治療成績に影響を与える因子は,臨床病期と頸部リンパ節転移の有無があげられた。

収録刊行物

  • 頭頸部外科

    頭頸部外科 27 (1), 67-72, 2017

    特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

被引用文献 (1)*注記

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