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- 山田 大
- 財団法人日本盲導犬協会付設盲導犬訓練士学校
Bibliographic Information
- Other Title
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- ラブラドール レトリーバー ノ ヌケゲ ニ ツイテ
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Abstract
『身体障害者補助犬法の衛生確保のための健康管理ガイドライン』の中では、補助犬の整毛について定めている。しかし犬の被毛・抜け毛に関する研究はあまり行われていない。本研究では犬の抜け落ちる毛について3 つの実験を行った。実験に使う犬の毛の量は多量であるため、被毛0.03g あたりの本数を数え、1gあたりの本数を推測した。その結果、犬の被毛1 gあたりの本数は約32700 本であった。また犬に服を着せた状態と、服を着せていない状態で抜ける毛の本数を比較した。その結果、犬に服を着せた状態で150本程度、服を着せていない状態では230 本程度の被毛が抜け落ちることがわかった。これより、着衣によって通常の4 割近く被毛が落ちるのを防ぐことができると言える。さらに、掃除方法による抜け毛の回収率を比較した。その結果、床や畳の場合は手で払うだけでほとんどの抜け毛を回収できることや、粘着カーペットクリーナーと掃除機はどのような素材でも回収率が高いことなどが確認された。
Journal
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- Nippon Hojyoken Kagaku Kenkyu
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Nippon Hojyoken Kagaku Kenkyu 2 (1), 36-40, 2008
Japanese Society of Service Dog Research
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680262645504
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- NII Article ID
- 130004951270
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- NII Book ID
- AA12316765
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- ISSN
- 18823084
- 18818978
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- NDL BIB ID
- 10433407
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed